【オリジナル句集】
句集/鷹柱
著者/淵脇 護
判型/四六判上製/カバー装
価格/2700円(税抜き)
天涯の地に立て直す鷹柱
俳句も、鷹のように鋭く、また格調高く、句の立ち姿が美しくありたいと努めてきた。一方で句が鷹揚で、優しく、平明でありたいと願った。さらに欲張って、読んで楽しく、また生きる勇気をもたらすものでありたい。主宰する俳句雑誌「河鹿」は、令和七年三月、通巻三〇〇号に達する。感慨無量である。
(「あとがき」より)
【オリジナル句集】
句集/紙椿
著者/大浦郁子
判型/四六判並製/カバー装
価格/2000円(税抜き)
修二会僧黙して造る神椿
奈良に春の訪れを知らせるお水取を前に、造花のツバキを作る「花ごしらえ」はいかにも春を心待ちにする人々の心が映し出された慣わしである。
能村研三
【オリジナル句集】
句集/初蝶
著者/花田由子
判型/四六判並製/カバー装
価格/2500円(税抜き)
みぎひだり初蝶を追ふ女の子
句集名は、はじめて詠んだ みぎひだり初蝶を追ふ女の子 より採りました。日々のよろこびをことばで書き留めたい——という思いで「かたばみ」に入会して三十余年となりました。一歩一歩歩いてきた私の日記です。
(「あとがき」より)