【オリジナル句集】
句集/つれづれに
著者/池 菊人
判型/四六判並製/カバー装
価格/2200円(税抜き)
チイさんのののさんになる別れ雪
俳句に深く傾倒するようになったのは母の入院が切っ掛けでした。病室に付き添うつれづれに俳句を作る機会が増えるようになりました。一語一語の言葉を大切にし、五・七・五を指折りながら、これからも俳句を楽しみたいと思います。
【オリジナル句集】
句集/玲瓏
著者/清水雪花
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)
休暇明け糊の効きたる白衣着て
雪花さんは理系のばりばりの薬剤師だ。この「リケジョ」もひょっとすると、かの大先輩たちのように花鳥諷詠の道をたどるのかもしれない。今は病いを得ているが、病いの中にあっても、自らを冷めた目で見て客観写生をしているところが凄い。すでに「花鳥諷詠」の徒である証だろう。
辻 桃子
【オリジナル句集】
句集/迷走果てず
著者/二村博三
判型/四六判上製/カバー装
価格/2700円(税抜き)
若葉映ゆ果たせぬ夢の余生かな
どうやら勝村先生に手を引かれて歩き始めた俳句の道も迷いながら二十一年になる。八十路も最終年にきた。
「あとがき」より