【オリジナル句集】
句集/日の神
著者/簔口民子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)
日の神へ供物のごとく梅を干す
民子さんとの付き合いも三十年近くになるが、この人程仲間から信頼される人を私は知らない。 父君は会津の出身だという。一本筋の通った作者の生き様は、正に会津の血といってよいであろう。
【オリジナル句集】
句集/光のうつは
著者/本多俊子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)
音と匂いと光と色が織りなす心の世界、魂の世界。 本多俊子の精神の風景がそこに在る。
【オリジナル句集】
句集/難波津
著者/山田圓子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2857円(税抜き)
私は四年前第三句集を出そうと思った。息子が、大阪住まいが永かったので、「大阪」としたらどうかと言うので、「難波津」とした。茨木和生先生と西田野李男先生に見てもらった。茨木先生は「難波津」という言葉を使った句が欲しいと言われた。平成十九年以後は自選。自選はどうしても甘くなり句数が多くなった。
【オリジナル句集】
句集/冬麗
著者/武石美津
判型/四六判上製/カバー装
価格/私家版円(税抜き)
冬麗の小舟一艘浮びけり
郷土の伊佐沼での作。 ひそかさと冬のうららかさ。 そこには作者の安穏を祈る心が寄り添っている。 景に情を寄せた諷詠。 印象明瞭な句である。
【平成俳人群像】
句集/鴇色の月
著者/髙階参草
判型/菊判上製・カバー装
価格/2667円(税抜き)
雪やんで鴇色の月上りけり
春の芽吹き、秋の月を見て詩ごころの動かない人は少ないのではないでしょうか。そんな折々の想いをまとめてみました。 生れ育った郷里、仙北の風土性、培われた感性の一端を垣間見ていただけたら望外の喜びです。
【オリジナル句集】
句集/楷の風
著者/黒川石龍子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)
樟の風楷の風くる端午かな
本書は、集中の句の「樟の風楷の風くる端午かな」に拠って『楷の風』と名づけた。本書中の代表句というわけではないが、石龍子俳句の今後のさらなる句境の進展を願っての命名である。