新刊情報 – ページ 202

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濫觴

【200句精選】
句集/濫觴
著者/山下青坡
判型/四六判並製・カバー装
価格/1,905円円(税抜き)

昭和初期に生まれたものとしてよくぞまあここまで生き存えて来られたものと、自らへの傘寿の褒美として敢えて句集『濫觴』を上梓することとした。一句でも首肯・微苦笑して戴けるものがあれば望外の喜びである。 (「あとがき」より)
石

【オリジナル句集】
句集/石
著者/秋山石声子
判型/四六判上製・函入り
価格/私家版円(税抜き)

「俳句」は、私にとっては本当に難しくて怖い存在です。しかし、難しくても怖くても、鉄棒体操のように両手両足を使って必死になって縋りついている有様です。何故でしょうか。これは「俳句」の持つ摩訶不思議な魅力の所為なのでしょうか。「俳句」から「もう、止めろ」と言われればあっさりと手を離すことができますが、日本独特の最も短い「十七音の詩形」「十七音の宇宙」にすっかり魅せれてしまいました。そして、しがない一人の俳句作りが今日まで生きてきた証として、心の在りようを「俳句」という形で残し、この十年間に辿ってきた小道の風景を、余生のなかで振り返って楽しみたいと思っています。 (「あとがき」より)
鵙の昼

【オリジナル句集】
句集/鵙の昼
著者/萩原すず子
判型/四六判上製・カバー装
価格/私家版円(税抜き)

師の語る 波郷先生 鵙の昼

師を離れて選句もままならず、拙い句の数々が恥ずかしいが、一所懸命だったあの頃の身の丈と思えば、いとおしくもある。 (「あとがき」より)
ここまで

【その他】
句集/ここまで
著者/鎌田幸彦
判型/四六判上製・函入り
価格/2,667円円(税抜き)

俳句を作るようになってから五十年になる。 飽きやすい人間が性懲りも無く五十年もの間、俳句を作り続けたもんだと、自分で飽きれている。今回、機会があったので自分(史)詩として編んでみることにした。 (「あとがき」より)
流氷期

【オリジナル句集】
句集/流氷期
著者/齋藤 満
判型/四六判上製・函入り
価格/2,571円円(税抜き)

大正生まれの作者が 醸し出すモダニズムは、 生き抜いてきた昭和の 味がする、見事な 一巻である。 品田まさを(「序」より)
半

【オリジナル句集】
句集/半
著者/田中吾空
判型/四六判並製・カバー装
価格/1,905円円(税抜き)

瀬の音に風の流れる昼寝かな

深い山中をさらさらゆく せせらぎの音を聞いている ような感じがする。 また、ときおり、 その流れが川中の岩を 打って上げるしぶきの音を 聞いているような 静かな句郡である。 辻 桃子(「序」より)