新刊情報 – ページ 199

  • HOME
  • 新刊情報 – ページ 199
野仏

【オリジナル句集】
句集/野仏
著者/渡邊たけし
判型/四六判上製・函入り
価格/2667円(税抜き)

鳥渡る妻の訊ねる空の丈

たけし俳句は、まさに本道を行く俳句であり、読み進むにしたがって、たけし俳句と読者が自然に一体化するうれしい句集である。ほどよい俳味はたけしさん自身の天性のものであり、その温かさは周囲の人々にも幸せをたっぷり振りまいている。

加古宗也
狩野川

【平成俳人群像】
句集/狩野川
著者/関野星夜
判型/菊判上製・カバー装
価格/2667円(税抜き)

われに残生狩野川に浮寝鳥

初校を手許に置いていると、摩訶不思議なことに、卒寿のこの身に狩野川の瀬音が立ち上がってくる。狩野川は伊豆の国の「母なる川」、天城山を水源として北流し、霊峰富士を映しながら水深日本一の駿河湾を蘇らせている。その川の水で産湯を浴びてその水で育てられたこの身である。

(「あとがき」より)
春星

【イカロス選書】
句集/春星
著者/小鳥幸男
判型/四六判上製/カバー装
価格/私家版円(税抜き)

春星につながらむとて岬に立つ

本集は、第五句集『夕薄暑』刊行の平成十七年以降の作品約千二百句の中から抄出した。 創刊以来二十餘年を閲する「飛騨」代表として、決して派手な立ち回りはせず、着實に飛騨の土地に根ざした俳句の向上に獻身できる日が一日も長かれと祈る。

「跋」より
祈り

【オリジナル句集】
句集/祈り
著者/大島知子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2476円(税抜き)

冬銀河その傍らに夫と子等

知ちゃんにとって俳句は祈りなのかもしれない。素直な所がちっとも変らない。頑張ろうね。いつだって何処にだって陽の当る道はあるのだから。

岸本マチ子
造花

【その他】
句集/造花
著者/加藤志偈夫
判型/四六判上製・函入り
価格/2667円(税抜き)

蝶の来て造花に命与へたる

『心盡』に続く第二句集である。 俳句は、平明な言葉で心に響く俳句を作りたいと考えている。 そして人間的な生命感の俳句により、人生に触れたいと願っている。

(「あとがき」より)
ムーミン村

【その他】
句集/ムーミン村
著者/溝口博子
判型/153mm×147mm・上製本
価格/私家版円(税抜き)

ホルン吹くムーミン村に春を呼ぶ