新刊情報 – ページ 177

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午後の風花

【オリジナル句集】
句集/午後の風花
著者/藤本とみ子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)

この度とみ子は…〈時代〉すべてを集約して、ここに一冊の句集を編む。 題して『午後の風花』という。 美しく齢を重ねたものがやさしく紡ぐことばの〈はな〉を、午後の天空に舞わせているのだ。 わが心を浄化するように。

星永文夫
雪笑窪

【オリジナル句集】
句集/雪笑窪
著者/林 節子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)

今日よりは一人の足跡雪笑窪

「雪笑窪」の章は泪が滲み、書き難い思いに悩まされた。この章はご主人への鎮魂とも相聞歌とも言える。終章近く迄姿を現さなかった人が、突として登場し他の章を凌ぐ。それだけ御主人が大きな存在であったことは、今更言うべくもないこと。

加藤房子
絶海

【イカロス選書】
句集/絶海
著者/中村正幸
判型/四六判上製/カバー装
価格/2667円(税抜き)

絶海のしづけさにあり寒卵

楽しさが私の行動原理であり、この楽しさに後押しされて俳句を作りつづけてきた。初学の時から今日まで、時間と空間の中に在る幸せと不思議とを感じている。楽しさの向こうにある真理に一歩でも近づきたい。

(「あとがき」より)
花李

【俳句作家選集】
句集/花李
著者/望月慶子
判型/四六判上製/カバー装
価格/2571円(税抜き)

花李光ほどけてゆく朝

過去の苦難からようやく脱却出来る人と逢い、心やわらぐ日がおくれるようになったことで、庭前の李の花の白さが素直に心に入ってきたことである。

古田紀一(「序」より)
裸木

【ベストセラーシリーズ】
句集/裸木
著者/林 紀之介
判型/四六判上製/カバー装
価格/2476円(税抜き)

裸木の辛抱といふかたちかな

色々な波風に揉まれて生きてきたが、今、八十路。 題名は、今のわが身を思い『裸木』にした。 裸木が何となく、明日を夢見ているように思えるから……。

(「あとがき」より)
万華鏡

【その他】
句集/万華鏡
著者/堀内夢子
判型/重箱判・ハードカバー装
価格/2667円(税抜き)

昨年古希を迎えた。 開業生活も三十年を過ぎたし、これを機に、何か記念になるものを作ってはどうかとの妻の勧めもあった。 それでやっと、重い腰を上げたのが昨年の暮れのことであった。 ステンドグラスの作品とともに、妻の俳句を入れたものにしたらということで進んでいった。