2014 年 11 月刊行書籍
【 俳句ライブラリー 】
句 集 /
蔵の窓
著 者 /
小川紫翠
判 型 /
四六判並製・カバー装
価 格 /
2,095円(税抜き)
向日葵のうしろに暗い蔵の窓
向日葵という植物は強烈な太陽を感じさせる。とにかくめっぽう明るい花だ。その明るい向こうに何代も続いたであろう古い蔵があって、暗い穴のような窓が見える。この明暗の対照に作者はふと人生を覗いてしまう。
加藤拝星子
【 平成俳人群像 】
句 集 /
雷鼓
著 者 /
山口素基
判 型 /
菊判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
雷鼓打ち天に神あり稲の花
俳句も絵画も求めるところは同じなのではないかと思える。そうであるなら、「命の輝きを求める」ということに繋がっているではないか。集中に、もし一句なりともこの「命の輝き」の片鱗を捉えられていたならば、望外の喜びである。
「あとがき」より
【 オリジナル句集 】
句 集 /
桐の花
著 者 /
嶋木勝次郎
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
私家版
東京を墳墓と決めて桐の花
再び上京して焦土と化した東京でクリーニング業を再開、ご苦労の末に業界の重鎮まで昇りつめることになりました。人一倍故里を愛し、父母を思い、郷愁の念を深くしながらも東京を終の棲家と決めた心境を詠んだ作品です。
環 順子
【 ポケット句集 】
句 集 /
花筏
著 者 /
丸茂ひろ子
判 型 /
文庫版並製・カバー装
価 格 /
私家版
動かずにゐる満月の花筏
第一句集を上梓してそろそろ十年になる。なかなか厄介な病気と共に歩んだ十年であった。五十年に近い俳句人生であるが、八十歳を越えてはじめて、俳句の楽しさを知った気がする。私の傍らにはいつも、俳句があった。
「あとがき」より
【 オリジナル句集 】
句 集 /
蟻耕す
著 者 /
山岡蟻人
判 型 /
四六版上製/カバー装
価 格 /
2,500円(税抜き)
田を打つやしだいに土のねばつきて
日々の暮らしの折々から豊かに俳句が湧き出した。これを読んでいるだけで、蟻人さんの暮らしが手にとるようにわかる。特に、季題は、農の生活の中から生まれたものだから、こういう実体験の農の俳句が詠まれることは、どんなにか季の世界を豊かにしてゆくことかとうなずかされる。
辻 桃子
【 オリジナル句集 】
句 集 /
囀りの椅子
著 者 /
上野紫泉
判 型 /
四六版上製/カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
こんなにも囀りだれもゐない椅子
全体を通して窺えたのは、なにか自分という場を、自分という量を探し、「重み」として意識しようというような歩みである。紫泉俳句は春の「囀り」に始まり、秋の「色鳥」に収まるが、まだ自分史は続く。冬を越えて、また「囀り」にぜひ繋がってほしい。
豊田都峰
【 その他 】
句 集 /
炭 塵
著 者 /
荒金久平
判 型 /
新書版並製/カバー装
価 格 /
2,000円(税抜き)
硬山の空美しき花火かな
炭鉱に働く一俳徒として、季感の少ない坑内や職場を描写し得る範囲は限られている。しかし、ありの儘を虚飾なく詠い続けたいと願う思念があればこそ今日まで俳句し得たものと思う。
著 者
【 オリジナル句集 】
句 集 /
風の余白に
著 者 /
松瀬むつ江
判 型 /
四六判上製/カバー装
価 格 /
2,500円(税抜き)
銃眼の風の余白の九月かな
松瀬むつ江には二つの流れがあった。創作のテンションが高まれば心象造型に針が動き、肩肘張らずに俳人気質に戻れば身辺詠に流れていく。その振幅をつづけながら、いま〈創る〉に向かって歩む姿勢がいちだんと濃くなった。松瀬作品が成熟した証である。それらを盛ったこの一冊、秋の詩の卓(テーブル)に置けば、きっと風がめくって、その余白の〈豊穣〉を燻(くゆ)らすだろう。
星永文夫
【 オリジナル句集 】
句 集 /
翔つ力
著 者 /
野村邦翠
判 型 /
四六判並製/カバー装
価 格 /
2,095円(税抜き)
翔つ力砂に刻みて冬鷗
「砂に刻みて」は実際の写生を超えた、冬鷗の飛翔に加勢しないでは居られない愛情のほとばしりが砂に刻ませたものであろう。
中坪達哉
【 平成俳人叢書 】
句 集 /
水旨き
著 者 /
守屋光正
判 型 /
四六判上製/カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
水旨きこの地に暮らし耕せる
年々歳々、身近な自然と、めぐりくる季節相手の暮らしの中で、生まれて育って、いま生かされているこの地を愛しながら、俳句という宝物に向き合ってゆきたい。
著 者
【 オリジナル句集 】
句 集 /
山のもの
著 者 /
山浦美代子
判 型 /
四六判並製/カバー装丁
価 格 /
2,095円(税抜き)
春立つやこのほろ苦き山のもの
「良い感性の佳句」が沢山あるとの思いを強くしています。「草の花」の一泊吟行会等でも、常に叙景派の力を遺憾なく発揮され、何回も好成績を収めておられます。
名和未知男
【 オリジナル句集 】
句 集 /
踊り下駄
著 者 /
浅田百合子
判 型 /
四六判並製/カバー装
価 格 /
1,852円(税抜き)
旅支度まづは踊りの下駄手入
センスと意思とに恵まれた、さまざまな可能性を蔵している百合子さんには、時々ドキッとさせられることがあります。百合子さんの句は明るく屈託がなく作品に苦渋のあとがさらさらないのが魅力であります。これから作品がいかようになって行くか強い期待を抱かせてくれる人であります。
古賀雪江
【 オリジナル句集 】
句 集 /
秋 扇
著 者 /
野島梅二
判 型 /
四六判上製/カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
風涼し胸に名を持つ園児の輪
幼稚園か保育園を眺めての作。ぼくもときどき何気なく眺めているときがあるが、そういうとき、どの子にも元気に育って欲しいと願っていることに気付くのだが、「胸に名を持つ」はなかなか言えそうで言えない。ここに詩人の眼を持った野島さんがいるのだ。そして何より「風涼し」の「涼し」の季語の働きが素晴らしい。
森 潮
【 オリジナル句集 】
句 集 /
銀 河
著 者 /
高橋ひさ
判 型 /
四六判並製/カバー装
価 格 /
私家版
行廚や俯瞰の湖を霧が消す
行厨(こうちゅう)は、外出用の弁当をいうようだ。「行厨や」と、切字を用いて携帯した昼食の弁当を食している景を出現させ、次いで展望のきく高所から湖を見る。そして霧を移動させるという巧みな正攻法の描写である。俳句に必須な切字の効果が最大限生かされているといえよう。
岡崎光魚

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