2013 年 10 月刊行書籍
【 平成俳人群像 】
句 集 /
天の夢
著 者 /
保谷善蔵
判 型 /
菊判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
天の夢のせて舞ひくる春の雪
ひと言で「人生を達観する」と言っても、簡単なことではない。哀しみを哀しみとして、喜びは喜びとして、全て丸ごと受け入れ前を見据えた揺るぎない生き方ではないと……。それだからこそ天の使者としての春の雪が夢を載せて降りてくると断定できるのだ。
川井城子(「跋」より)
【 オリジナル句集 】
句 集 /
花野
著 者 /
慶徳健吾
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
瓢の笛ダニーボウイを吹きてみむ
第一句集『遠賀川』の上梓から四年。伝統俳句を学び、自然を友として、心豊かに過ごした歳月を詠む。
【 オリジナル句集 】
句 集 /
松の花
著 者 /
石渡 旬
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
「俳句は賜り物」の思いが私には強い。これは、単なる受け身を意味するものではなく、俳句を詠もうとする能動的な行動があって初めて納得のゆく句が得られるものであると信じている。
(「あとがき」より)
【 俳句ライブラリー 】
句 集 /
野山の道
著 者 /
坂根宏子
判 型 /
四六判並製・カバー装
価 格 /
2,095円(税抜き)
やうやくに攀ぢし大岩山躑躅
雪や雨が多く、冷えの強い日本海側の田舎街に生まれ、高校卒業までを過ごされた宏子さんには、辛抱強さと粘り強さが自然と備わり、努力の人と拝察される。芭蕉はいつも自然に向き合っている。宏子さんの俳句姿勢からも、充分にそれを窺い知ることが出来る。
塩路隆子
【 オリジナル句集 】
句 集 /
嘘八百
著 者 /
蟻塚尚孝
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
鰭酒や嘘八百を楽しまむ
尚孝さんは俳句の骨法をすばやく取得した数少ない才能の持主である。それをここに高く言いたい。何年も俳句にかかわっている人を追い越していることは、作品を見れば納得できるであろう。
鈴木節子(「序」より)
【 イカロス選書 】
句 集 /
飛翔
著 者 /
小杉伸一路
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
千里飛ぶ翼を持てり鳥雲に
「九年母」が千号に達した時、後継者を決めておくべきでは、との声があった。主宰の私は、伸一路さんに副主宰を依頼し、承諾して頂いた。「九年母」の将来が明るく感じられ、私も安堵した。遠からず、「九年母」を引き継いで頂く予定である。
五十嵐哲也
【 オリジナル句集 】
句 集 /
ワシントン椰子
著 者 /
永淵惠子
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
亭亭とワシントン椰子鳥渡る
惠子さんの本格は志の高さである。対象に向かうとき堂々と力で向かっていき、本質に迫ろうという気概が面を走るときがある。俳句入魂の一瞬である。近年とみに作品に厚みを加えてきた永淵惠子さんの第一句集である。
伊藤通明
【 その他 】
一句鑑賞 /
露のごとくに
著 者 /
井上論天
判 型 /
新書判並製・カバー装
価 格 /
1,429円(税抜き)
昭和五十一年十月の「加里場」句会発足からおよそ四年、句会報ながらも「加里場」第一号が発刊された。以来三十五年を経て、待望の二百号に辿り着くことが出来た。紆余曲折を経ての一事だけに喜びは望外である。これを機に、土筆に繋がる何かで共に喜びを分かち合えたらとの思いから本書を纏めた。記憶の衰えにより、気に掛かる箇所もあるが、大筋においてということでご容赦いただきたい。
「編集後記」より
【 200句精選シリーズ 】
句 集 /
万華鏡
著 者 /
大迫みゆき
判 型 /
四六判並製・カバー装
価 格 /
1,905円(税抜き)
万華鏡春を廻して惜しみけり
丁寧に四季と、生活とに向き合い、人生をゆっくりと細やかにタ愉しんでいる句境が伝わってくる。句集名になった「万華鏡」には、夢の世への思いが籠る。
飯村寿美子(「序」より)
【 オリジナル句集 】
句 集 /
雨童子
著 者 /
関田誓炎
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
虫の夜の空気に少年の家あり
別にレトリックで空気と言っているんじゃなくて、生活実感として止むに止まれぬ気持ちで出してきている、という感じがあるね。あるいは乱暴な感じを与える場合もあるかもしれない。そういうことはまた、率直な批評のやり合いの中から正されてゆくことである。そのことを前提に置いて、この「空気」は生きていると、そう思う。
金子兜太(「海程」より)
【 オリジナル句集 】
句 集 /
晩白柚
著 者 /
伊原正江
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
寝返りをうつとき匂ふ晩白柚
晩白柚は、近ごろスーパーでも見かけるようになった西瓜大の大きな柚子で、熊本県の特産品である。九年ほどを熊本で生活され、熊本への強い愛着をもつ正江さんゆえ、これを句集の題に選んだ。大きさばかりか、味も香りもなかなかなもので、この句集には相応しいように思う。
柏原眠雨(「跋」より)
【 オリジナル句集 】
句 集 /
太湖の春
著 者 /
日浦 貞
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
2,667円(税抜き)
大投網うつて太湖の春を汲む
中国江蘇省にある美しい太湖。投網で汲みあげたのは湖魚であり湖水であるが、同時にそれは、燦爛たる春の日の大きな光の束でもあったであろう。それを「太湖の春を汲む」と詠んで、大景をしっかりと掌中に納めて手応えのある句となった。ご子息たちとの家族旅行の時の吟。以後、太湖・無錫は作者にとって忘れがたい思い出の地となった……。
波戸岡 旭
【 その他 】
評論集 /
吉岡禅寺洞の軌跡
著 者 /
岸本マチ子
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
1,905円(税抜き)
「天の川」を通過していった多くの俊秀のいのち懸けた活動を微力だろうが何だろうが、是非書き留めておかなくてはと思う。禅寺洞等によって大正七年七月一日九州の一角に「天の川」が呱々の声をあげてから、やがて一世紀になろうとしている。そして新興俳句はどう変わってきたか、或いは変わらなかったか、検証してみるのも二十一世紀への一つのステップかもしれない。
【 オリジナル句集 】
句 集 /
花すみれ
著 者 /
景山典子
判 型 /
四六判上製・カバー装
価 格 /
2,381円(税抜き)
捨て置きし鉢に一輪花すみれ
俳句の実作を始めて16年になりますが、この間、「ことばは平明に」「思いは深く」を目標にして、身近な自然、また日々の暮らしや教師という仕事から感じたことを、17音の短い詩型に織り込み詠うという営みに、楽しく充実した時間を過ごしてこれたことをこの上ない幸せと思っております。
(「あとがき」より)

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