●毎月25日発売
●A5判  ●定価1,200円

○ 月刊 俳句界 2015年3月号 ○
特   集
映画人の俳句
〜小津安二郎から渥美清、夏目雅子まで
特別作品21句競詠
和田悟朗、今井千鶴子、松田ひろむ
俳句界NOW
大串 章「百鳥」
甘口でコンニチハ!
倍賞千恵子
魅惑の俳人 77
伊藤白潮
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俳句ボクシング・今月のチャンピオン
俳句ボクシング・今月のチャンピオン
天心に甲斐駒おくや蛇笏の忌
東京 針ヶ谷里三
俳句ボクシング・今月のチャンピオン
高高と改札通る大熊手
宮城 杉本秀明
俳句ボクシング・今月のチャンピオン
最上川ぐいと曲りて冬に入る
山形 武田志摩子
俳句ボクシング・今月のチャンピオン
たたら場の上に天狼のこさるる
宮城 石母田星人
雑詠
雑詠-有馬朗人・選
凩や京都場末の鰊蕎麦
東京 岡田敏彦
凩というと私は京都を思い出す。それは池西言水の〈凩の果はありけり海の音〉という句と、 言水が晩年京都に住み、そこで亡くなったからである。そして京都の鰊蕎麦は美味しい。凩の吹 く場末の京都で鰊蕎麦を食べることによって、京都の一面が佳く描かれている。
返り花忘れちまつた中也の詩
滋賀 北村たかし
倦怠感を伴う独特な調子の中原中也の詩を愛する人は多い。特に若い人々の気持に訴える。作者も若い時、中也の詩が好きだった。返り花を見て、ふと中也の詩を思い浮かべようとしたが忘れてしまっていた。それを「忘れちまつた」と中也の詩の調子を借りて表現したところが佳い。
台風の外れふつくらと卵焼
北海道 漆崎とし子
台風が来そうだと心配していたが、それが外れたのでほっとしたのである。卵焼がふっくらと出来上ったということに、台風が外れて安心した気持がよく表現されている。
雑詠-稲畑廣太郎・選
小春日を厳かに着く空母かな
愛媛 武田 正
横須賀か佐世保か、ひょっとすると外国での景かも知れないが、軍港で空母の入港を見ている作者である。空母といえば、往時の大艦巨砲主義で戦艦が最大だった時代から変り、こちらが最大、最強の軍艦であろう。そんな迫力ある景と、小春日という季題が不思議と呼応している。
菊人形科白忘れてゐるやうな
神奈川 土生依子
菊人形といえば、多くはその年の大河ドラマを題材としたものが多いように思われるが、平成 二十六年であれば黒田官兵衛であろうか。名場面を切り取った一瞬の姿をジオラマにしていて、 恰も動き出しそうであるが、これを科白を忘れた姿に捉えたところが何とも滑稽である。
遠目には皺一つなき雪女郎
山梨 村田一広
実は筆者は雪女郎には何度か遭ったことがあるが、確かに目の前ではなく、存在自体を感じるような不思議な体験であったことを思い出す。作者が実際御覧になったのかどうかは判らないが、この不思議な存在が、より神秘的、というより身近な存在として描いているのが楽しい。
雑詠-茨木和生・選
秋の蝶砂壇に翅を休めけり
大阪 杉山 睦
作者によれば、姫路市野里にある、臨済宗妙心寺派の慶雲寺での詠という。この寺にはお夏清十郎の比翼塚がある。山門を入ると砂盛りがされているが、その砂盛りの壇に秋の蝶は翅を休めていた。日差しにあたためられた砂壇に安心しきっていたのだろう。
頭からかぶれと串の子持鮎
兵庫 秦野淑恵
下り簗で獲れた落鮎を川原で焼いて売っている現場での詠である。串に刺して焼いた子持の鮎 を、「頭からかぶれ。それが鮎のうまい食べ方や」と言っているのはこの簗場の主である。言わ れた通りに頭からかぶりつくと、子持鮎とはいえ、そんなに骨は硬くなかった。
切株は山神の御座小鳥来る
埼玉 橋本遊行
いま山で大きな切株が目立つのは、害虫による楢枯れ現象によって切り倒された楢や小楢など の樹である。その大きな切株の一つを山の神の御座として、米や塩、神酒を供えて祀っている。 この山の森は山の神を祀る場であり、渡って来る小鳥たちにとっての天国でもある。
雑詠-大串章・選
白鳥を見し夜の日記熱く書く
佐賀 大石ひろ女
遥か北国から飛んできた白鳥を見て感激したのである。そして早速、その感激を日記に記して いる。大きな羽根を拡げて羽ばたく白鳥の華やかさ、水上にただよう白鳥の気品ある美しさ。ま ことに魅力的な白鳥である。「熱く書く」に白鳥を見た喜び・興奮が端的に出ている。
冬の夜の何見て踊るバレリーナ
埼玉 関田独鈷
一点を見つめて踊りつづけるバレリーナ。一体何を見つめているのか。その真剣な眼差の先に は、一体何があるのか。「冬の夜の」とあるから、あるいはバレエの練習場で踊っているのかも 知れない。そしてそのひたすらな眼差の先には、自分の踊る姿が見えているのかも知れない。
寒紅や世捨て人ともなりきれず
奈良 髙畑美江子
世捨て人は世の中を見捨て、隠遁したりする人のこと。その世捨て人にもなりきれず寒紅をさ している。ことさら人に美しく見られたいと思うわけではないが、この季節になるといつも寒紅 をさしている。「世捨て人ともなりきれず」と言ったところが一句の眼目である。
雑詠-角川春樹・選
乳牛に声掛けてゐる息白し
静岡 渡邉春生
掲句を読み、〈息白くやさしきことを言ひにけり 後藤夜半〉を想起した。掲句の句意は、早 朝の搾乳の場面か飼育の一齣であり、生活をともにする乳牛への慈しみが描かれている。白息と 生乳の色彩が照応している佳吟。
凩やパリに裸婦像多かりき
神奈川 久里枕流
「凩」と「裸婦像」を取り合わせたところに惹かれた。初冬に木々を枯らす凩は、いわば「暗」であるのに対し、裸婦像は「明」である。「生」と「死」を踏まえた、海外詠の佳吟。
秋雨や布をすべれる羅紗鋏
新潟 阿部鯉昇
掲句から想起されるのは、秋季の雨のなかでも比較的明るいものであろう。季語との取合せの効果により、中七下五の、布を裁断する羅紗鋏の感触や、布そのものの質感が伝わってくる。
雑詠-坂口緑志・選
命あまさず生きし波郷よ柿奉る
愛媛 境 公二
若くして「人間探求派」と呼ばれた石田波郷は長い闘病生活を繰り返している。「命あまさず 生きし」は、そんな彼の生き様をよく捉えている。同郷の先輩正岡子規の好きだったという柿を 墓前にか、手向けるという。作者も同郷なのだろうか。波郷を思う敬慕の念が心に沁みる。
晩学の一途な十駕穭萌ゆ
福岡 古賀伸治
「十駕」とは辞書によれば、「おそい馬も十日間走れば、一日千里も走る名馬に追いつける。 凡人でも努力すれば成功することのたとえ」とある。穭は刈り取った稲の株から生えるひこばえ を言うが、年が長じてからのひたむきな学びと重ね合わせた取合せが上品である。
ひらがなのやうに母ゐる小春かな
愛媛 坂本千惠子
「ひらがなのやうに」という比喩がおもしろく、感心している。初冬の穏やかなあたたかい、 いわゆる小春の日の母を表現して、絶品である。ひらがなは歴史的に和歌、日記、物語などで女 性が用いてきており、母のやさしさ、温かさ、しなやかさなどが感じられるのであろう。
雑詠-高野ムツオ・選
旅終へて神は巨木に戻りけり
石川 山下水音
「神迎」である。出雲に参集された神が元の社に戻ることをいうが、ここでは戻ったところが巨木であるという。諏訪の御柱も木を神としているが、元々は縄文の有史以前からのアニミズム的信仰から生まれたものだ。神としての一年の木の歳月がまた始まる。
鳥は鳥獣は獣山眠る
埼玉 関田独鈷
獣の多くは冬眠するが、鳥類は冬眠しない。冬眠するだけ肥ってしまうと飛べなくなり、外敵に襲われてしまう。その代わり飛翔能力の高いものは渡りをするのである。鳥には鳥の、獣には獣の、冬を生き抜く知恵と困苦があるのだ。それらを包むようにして山は眠るのである。
ましら酒眼あつめて嗅ぎにけり
埼玉 諏訪一郎
「猿酒」は猿が木の洞などに隠した山葡萄や通草が発酵して酒となったものを指す。樵や狩人の間に伝わる話で今となっては想像の世界の所産である。但し、ジュースなどでも発酵させれば醸造可能らしい。この句では何やら得体の知れない酒を前にしての興味津々の男衆が彷彿する。
雑詠-辻桃子・選
やはらかに下り来る羽子を強くつく
埼玉 阿部昭子
無患子の実の羽子をつく正月の追羽子の遊びも、近頃はあまり見かけなくなった。〈大空に羽子の白妙とどまれり〉は高濱虚子の句だが、掲句は、一瞬宙にとどまった羽子がゆっくり下りて はごきて、羽子板で強くつくまでを映像のようにとらえている。下五の「強くつく」にひねりがある。
蒲の穂の解けて軽き水面かな
愛媛 渡部洋三
蒲の穂は晩秋の頃熟してほどけ、穂絮となって後から後から飛んでいく。遠くまで飛んでいくのもあれば、近くの水面に落ちるのもある。掲句は水面にしばらく乗っかっている穂絮を詠んだ。水面が硬く感じられるほどに穂絮の軽さが際立っているのだ。下五の前に意味的な切れがある。
綿飴のなかに割箸波郷の忌
神奈川 野地邦雄
綿飴は遠心力によってざらめから生まれ、割箸に掬いとる。割箸が見えなくなるほどふっくらとした綿飴ができるが、掲句では、綿飴を食べるときなかに芯のような割箸があったことが石田波郷と重ね合わせられた。韻文精神しかり、切字しかり、波郷の俳句には一本芯が通っていた。
雑詠-豊田都峰・選
晩秋や森深く訪ふ文学館
福岡 上野山敏子
「晩秋」の設定が大半を占める。体験に基づくのであろうが、作品に効果を自覚して設定する。 それを必然的と考えることが大切。「森深く」も効果的であり、「文学館」と収める。例えば「美 術館」ならどうか。全体的な立場から比較するのもよい。
しぐるるや残る一つは看取の灯
福井 木津和典
「看取」は大きな社会問題として取り上げられている。俳句でも取り上げられるが、「時雨」 という季語の象徴性をうまく用いて介護の立場を描いている。しかも「残る一つ」にも感慨が滲 む。俳句としての立場を守っての作品と評価する。
人に闇木菟啼く闇は星明かり
神奈川 三枝清司
一般には「木菟啼く闇」の方が「人の闇」よりは深い。しかし「星明かり」にするところに作者の感覚がある。それをよしと評価する。そこに自分だけの風景を作り出す。作品を作るというのはそういうことではないか。自分だけの地図を作るのは楽しい。
雑詠-夏石番矢・選
大鯨まぶたに菩薩宿しけり
山口 保田尚子
現在日本では思うように捕鯨できないながら、古代より日本列島では、鯨は格別な海洋哺乳類。 巨大な体の、そのまぶたに菩薩を見たのは、突出したインスピレーションのたまもの。「まぶた」 が「菩薩宿す」のだから、まなざしが慈悲に満ちているのだろう。鯨肉を食べる日本人は......。
木枯らしや雲梯の猿はためきぬ
長崎 東島若雄
「雲梯」は、公園や小学校などに設置されている運動用遊具と取ってもいいし、文字通り「雲」 からできた「梯子」と取ってもいい。後者では、古典的東洋画の風趣が出てくる。枯れすさんだ 光景ながら、「猿」がはためくことによって、超現実的な幽玄や不可思議さが出てくる。
日出づる山見事なる月上げにけり
京都 西山温子
とても単純な内容で、「月」も秋の月と限定されない超季の句と受け取った方が広がりと歴史性が生まれる。「日出づる山」は、もちろん「日出づる」国の東にある山。作者の住む京都も東 にそういう山がある。この句の根っこには、日の出月の出を大切にしてきた人々の宇宙観がある。
雑詠-西池冬扇・選
炉開や落雁噛みし音こつと
埼玉 高橋晴日
お茶席の静かな様子が良く表されていると思う。しかもその静けさを表現するのに落雁を噛み 砕いた音を用いたところが面白い。落雁はなかなか固い。板状のものを前歯で割ると「こつと」 音がする。作者は、はっとして思わず周囲を見回したかもしれぬ。俳味が加わった表現になった。
山茶花や妻のつけたる箒癖
大阪 阿久根良一
山茶花の垣根の前は掃いても掃いても散り積もる。良く使い込んだ箒には先に癖がつく。この句の趣は「妻のつけたる」と表現することで、今日は妻でなく夫が掃除をしているらしいが何故だろうと、その理由を想像するところにある。俳人は妻の不在を句材にするのが好きである。
点々と団栗少年探偵団
広島 元旦
目印に何か落としていくのは、少年探偵小説の常套手段。童話の世界にも、落としていった種 に花が咲き道を教えてくれたり、道しるべのパンが小鳥に食べられて困ったり、いろいろある。 この句の趣は、少年時代の郷愁を誘うことと、句意を悟るまでに一瞬の間を要する面白さにある。
雑詠-保坂リエ・選
冬めくや西郷像は脛を出す
東京 小坂伊左夫
九月二十四日、南洲忌・傍題として西郷忌・隆盛忌がある。東京上野公園に立つ西郷像が有名。小さな犬を連れ脛を出した西郷像。急に寒くなった頃、その西郷像を見上げている作者を彷彿とさせる。同時に西郷像が見え、あの一景の前にたくさんの人を立たせる力のある一句となった。
同窓会身に入む話多かりき
東京 小澤芙絵
余り若くはない年齢の同窓会ではないだろうか。「身に入む話」の中七音がそう感じさせる。 同窓生の死別、孫、子との別れ等身に入む話は切りが無い。楽しく賑やかな若い頃の同窓会とは 全く違う。すべて年齢からくるものであり、そのすべてを宜っている作者の感慨。
ふらと来て夜食をたべて帰りけり
東京 野寄艶子
ま、普段着の俳句、として親しい。近くに住むご子息であろう。特別用を持つわけでもなく、 何となく母親の処に足が向いた。突然の来訪に喜んだり、あせったりの母親である作者。あり合 わせの遅い食事を出した母心が見え、飾らない母子の情けが言外に溢れ惹かれる。
雑詠-宮坂静生・選
妻といふ役終へ大根役者かな
埼玉 清水由紀子
子供が大きくなり、家庭を持ち、ひと安心。連れ合いも余生を楽しんでいる状態か。妻の役も終えたようなもの。振り返ると自分は「大根役者」であった。人がいいだけで、これといった取り得もなく、凡々で並み。田舎芝居のどたばた劇の役者並み。それでも健康で何よりだった。
新米研ぐ月の渚を歩くかに
埼玉 茂木杏花
比喩「月の渚を歩くかに」が新鮮。今年米を研いでいる。その喜びは、明るい月夜の渚を歩いているような気分だ。いつまでも研いでいたい。古米を研ぐ感触とは違う。手触りのまろやかさ。匂いもいい。うっとり気分に誘われる。こんな喜びは農民でなければわからないかも。
姥捨山やまだ動きゐる鵙の贄
岩手 草花一泉
姥捨山をクローズアップする。焦点をあてたのは、鵙が餌に運んだ蛙か蜥蜴の贄。それがまだピクピク動いている。残酷ながら日に曝して、臭味をぬいてから戴き。ところが、姥捨山だけに残酷な鵙の贄もいかにも相応しい。人には残酷さを突きつめたい気持があるからだ。リアルな句。
兼題
今月の兼題…【前】
兼題-大高霧海・選
十二月八日語らぬ戦前派
岩手 草花一泉
鱈網や海に活気の夜明前
東京 品田冨美子
前文も結びもありぬ落し文
大分 為成央子
兼題-佐藤麻績・選
尿前の関跡濡らす小夜時雨
岐阜 廣瀬あや子
南禅寺門前町の新豆腐
京都 上里友二
寒鰤に前掛けきりりと締めなほす
大阪 西村千恵子
兼題-田中陽・選
待ち場所はライオンの前昭和の日
長野 山口蒼峰
御前崎色変へぬ松廃炉せよ
愛知 鱸 鉱志
朝顔の一つ一つの夜明け前
東京 吉澤信彦
兼題-名和未知男・選
前世よりつづく迷走蜷の道
大阪 名本喜美
始発前青き寒気のありにけり
三重 圦山勝英
みちくさや子ら車前草のくさずまふ
滋賀 遠藤憲司
兼題-能村研三・選
寒椿挿すは無釉の備前焼
大阪 西向聡志
ふぐ刺に透く板前の心意気
静岡 阿久津明子
前書は簡素に記して桃青忌
熊本 石橋みどり
兼題-森 潮・選
前略と書けば近しく花八つ手
愛知 石井雅之
子のシャツの後ろ前なる夏初め
高知 吉倉紳一
白息のけぶるスタート二分前
栃木 石井 暁
兼題-山下美典・選
除雪終へ前後不覚に寝落ちける
石川 かくち正夫
地に降りてデコイの前を鶴歩む
山口 棟近ミチ子
解禁を前に鍼打つ海胆採女
鹿児島 内藤美づ枝

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