糖度の高いデコポン

糖度の高いデコポン

先日、デコポンを育てている農園さんとお話する機会があったのですが、デコポンというフルーツについて、もっとみんなに知って欲しいというお話があったので、今回はデコポンについて書いてみようと思います。

デコポンとは、「不知火(しらぬい)」という品種の中で糖度13度以上、酸度1%以下などの柑橘類の中で唯一全国統一された基準をクリアしたもので、それを満たしたもののみがデコポンとして出荷されます。

今回お話を聞いた熊本県の農園の方が栽培している「肥の豊(ひのゆたか)」という品種は不知火にマーコットオレンジを交配したもので、熊本県限定デコポンとして開発され、平成15年に品種登録されました。

肥の豊は他のデコポンよりコクも甘みも強いのが特徴のなですが、毎日1本から1個ずつ味見をし、『花マル、◎、○、△、×』と味を5段階評価して、更に糖度は光センサーで記録するという地道な作業が行われているとのことでした。

ちなみに出荷OKなラインは◎以上と、糖度にはかなりこだわっておられ、厳選されたものしか出荷しないという農園さんの意識の高さが感じられました。
では、なぜ1つ1つ味見をして糖度を確認するのか。
糖度は糖度計で測ればいいのではと思った方もいると思いますが、柑橘類は糖度だけではなく、酸度も合わせ持っているので、糖度の数値が高くても酸度も高いとまろやかさに欠ける事から、1つ1つ舌で確認しているのだそうです。
例えば、レモンって甘いイメージってありませんよね?
いちごの糖度が大体9だとしたら、レモンの糖度は8もあるのです。
でもいちごの酸味は0.8程度に対してレモンの酸味は6と、いちごの7倍以上もあります。
この糖度と酸度のバランスで食べた時の甘さに差が出てくるのです。

また、肥の豊は他のデコポンよりデコが出っ張っていて、機械にかけられないので、出荷の際の葉っぱの除去や汚れの拭き取りも全て手作業で行なっているのだとか!

通常のデコポン

肥の豊

こうやって農園さんの愛情としっかりとした品質管理によって、あまーいデコポンが出来るのだそう。

肥の豊はインターネットでも購入ができるそうなので、今が旬の甘いデコポン是非食してみて下さい(^^)

2020.3.20

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