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園部知宏句集『枯蓮』


園部知宏さんの句集『枯蓮』をご紹介します。『枯蓮』という題字が、銀色の箔押しされてあり、装丁カバーをめくると、群青色の布製で仕立て上げられています。

紙雛を飾る任地の仮住まひ
天窓の月摑みたる守宮かな
夕日よりトマト大きく園児の絵
囀や迷子守りゐる巫女溜り
待宵や塵一つなき能舞台
知恵の輪の解けぬ形に枯蓮

帯が装丁カバーと同系色ということもあり、目に優しい仕上がりになっています。(Web/映像担当)

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辻桃子句集『馬つ子市』


俳句結社「童子」の辻桃子主宰の最新句集『馬つ子市』をご紹介します。装丁の題字は、辻桃子先生ご本人が書かれたものです。帯には、”失われてゆくものの面影を訪ねてひろい歩くことが、私の俳句なのかもしれない。時代の流れに忘れられてゆくものをこそ詠み留めておきたい。”と書かれています。句集では、一月から十二月までの俳句がページ順に並んでいます。一年間を句集にまとめられての出版ということで、辻桃子主宰の作句の現場での温度が、句集から伝わって来るようです。いくつかの俳句をご紹介します。

馬の居ぬ世の馬つ子市雪しまく

雪道をホ句に集まり津軽人

おのおの方湯ざめなさるな負真綿

水の上の生涯と誦し舟遊び

みちのくや凶作の灯のまたたける

雪沓をはきをへお辞儀してゆく子

書籍は、四六判上製のカバー装になります。装丁カバーをとると、赤い布地の表紙が現れ、表紙にはかわいらしい馬の空押しがなされています。以前、辻桃子先生を取材させていただいた動画をご紹介します。(Web/映像担当)

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横山哲夫句集『春星微笑』


文學の森で刊行された横山哲夫さんの句集『春星微笑』をご紹介します。

横山哲夫さんは、自鳴鐘の横山白虹のご子息で、傘寿記念に句集を出版されました。以前、自鳴鐘の大山安太郎さんの句集を文學の森から刊行したことがあるのですが、その句集をご覧になられて、文學の森での出版となりました。

上製函入りの豪華本ですが、このような句集を長い俳人生活の一区切りとして刊行することができるのは、幸せなことです。参考に、大山安太郎さんの句集の写真も入れていますので、どうぞご覧ください。大山安太郎さんのインタビューもご覧いただけます。(Web/映像担当)

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増田松枝句集『秋明菊』


句集『秋明菊』をご紹介します。

函は厚さ2mmほどの厚紙で組み立てられ、外側は立体的な和柄の和紙があてられ、薄色という淡い紫がかった色の一色刷りで、菊や松、鶴の挿絵がほどこされいます。「秋明菊」という句集名は、函の表紙、背表紙ともに金色です。

本を函から出してグラシン紙をとってみると、浅紫色の布装丁で、背表紙も金色で彫られています。しおりは、装丁の布よりも少し紫が濃いめで、上品なアクセントになっています。

秋明菊めでて思ひ出手繰りけり

暁闇を轟き裂ける御神渡

噛みころすもらひ欠伸や彼岸寺

鋤き返す地に春の日の匂ひけり

能面の翳深みゆく霜の声

亡き夫の愛でし白菊確と挿す

増田松枝さんは一人息子を授かるも、若くして夫を亡くされ、ご両親を看取られるまで自分の楽しみなど振り返る余裕もなかったと、ご子息の奥様の書かれたあとがきにありました。

現在、増田さんは、平成26年の時点で、89歳、俳句の世界が唯一の楽しみになっているとのことで、お部屋にはおびただしい量の俳句原稿と投稿した雑誌があるそうです。(Web/映像担当)

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